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≫ロックマン2 Dr.ワイリーの謎
■発売元 カプコン
■ジャンル アクション
■CERO A(全年齢対象)
■定価 ファミコン版:5800円(税別)
バーチャルコンソール版:476円(税別)
■公式サイト ≫VC版:(Wii) / (3DS) / (WiiU)
▼Information
■プレイ人数 1人
■セーブデータ数 無し(※パスワードコンティニュー形式)
■総説明書ページ数 見開き形式(表裏:2ページ)
■推定クリア時間 2〜4時間
ライト博士の生み出したスーパーロボット「ロックマン」によって謎の天才科学者ドクター・ワイリーの世界征服の野望は阻止され、世界に平和が戻った。しかし、甚大な打撃を受けたにも関わらず、ワイリーはロックマンに新たな戦いを挑むべく、八体の戦闘用ロボットを送り出すのだった…。
▼Points Check
--- Good Point ---
◆ステージセレクトシステムによって演出された自由度の高さが光る本編構成
◆前作譲りのステージ最後に待ち構えるボスの撃破に終始する、単純明快なゲームルール(クリア条件)
◆ジャンプの挙動と言った癖が改善され、より気持ちよくロックマンを動かせる作りに一新された操作性
◆相変わらず個性的な攻撃パターンと機敏な動きで攻めてくる、全八体にまで増えた個性豊かなボス達
◆前作譲りの正攻法で攻めるか、特殊武器で弱点を突くかで難易度が上下するバランスが面白いボス戦
◆同じく前作譲りの柔軟性のある難易度設定(極端なダメージ設定も多少ながら改善された)
◆ラインナップが一新され、前作とは異なる攻撃アクションが楽しめる「特殊武器」
◆機械工場、海中、宇宙空間など、前作にも増して多彩になったステージごとのロケーション
◆全部で12ステージ以上と、前作以上に増強されてやり応えが増したボリューム(密度の高さも健在)
◆ゲーム途中からの再開を可能とし、通しプレイせずエンディングを目指せる作りへと改善させた本作からの新システム兼救済機能「パスワードコンティニュー」
◆難所を楽に突破したい時の救済として活躍してくれるサポート装備にして新要素「アイテム1〜3号」
◆同じくボス戦で追い詰められた時の打開策として活躍する新アイテム「E缶(エネルギー缶)」
◆背景周りの描き込み具合が大幅に強化され、より見映えする作りに進化したグラフィック
◆前作にも増して臨場感と疾走感に富んだ楽曲揃い音楽(特に最終ステージの曲は絶品)
◆オープニングでのストーリーデモ、ロックマンの背後から襲い掛かる巨大なボスと撃破した際の大爆発など、前作にも増して派手に、そして制限のある中での工夫が豊富に成された演出
◆オープニングデモに象徴されるストーリー性の強化(特にラスボス戦の急展開は必見)

--- Bad Point ---
◆前作ほどの苛烈さは薄れたものの、硬派よりな所はそのままの難易度(特に終盤がきつい)
◆一部、シビアなジャンプアクションと集中力が要される場面がある所為で難易度的に突き抜けている感が否めないヒートマンステージ(アイテム2号があれば簡単に攻略できるという盲点はある)
◆弱点武器で攻めても容易に倒せない強さを誇るボス・クイックマン(ちょっと反則気味)
◆関連して初見殺しのトラップてんこ盛り過ぎるクイックマンのステージ
◆全特殊武器の中で使い勝手が飛び抜け過ぎている「メタルブレード」(それ故に使っていて楽しい武器ではあるのだが、おかげで他の武器が霞んでしまっている…)
◆一部、手順を誤れば敗北確定となるボスの存在(難易度設定的に極端過ぎる)
◆後半から楽曲が単調になる最終ステージ後半(前半がカッコイイだけに残念)
▼Review ≪Last Update : 12/17/2017≫
本気を出した天才科学者との真剣勝負、開幕。

そして、科学者の真の姿が明らかに…?


カプコン初の家庭用ゲーム機向けの完全新作アクションゲームとして発売され、属性相関を取り入れたゲームシステムとアクション性の高さで好評を博した『ロックマン』の続編。本編に登場するボスキャラクター達のデザインをプレイヤーから募るという、当時としては画期的な試みで注目を集めた作品でもある。

様々な部分が洗練され、より遊び易く、やり応え抜群の内容に進化した続編にして傑作だ。

ゲーム内容は前作と共通。ステージクリア型の横スクロールアクションゲームで、主人公のロックマンを操作し、ドクターワイリーが造り出した八体のロボット達との戦闘を潜り抜け、彼の世界征服計画の阻止を目指すというものである。
システム周りも前作を踏襲。シューティング要素の強いロックマンの基本アクション、プレイヤーごとに自由な攻略ルートが構築できるステージセレクトシステム、ボスを倒す事によって手に入る『特殊武器』、じゃんけんの概念を取り入れたボスの弱点相関などはそのまま引き継がれており、前作のプレイ経験があるプレイヤーならばすんなり入って行ける作りとなっている。勿論、前作未経験者も基本ルールはステージで待ち構えるボスを倒す事に集中すれば良い単純明快なものなので、取っ付き難い訳ではあらず。そんな遊び易さも前作準拠だ。
そして、続編ということで新要素が幾つか追加されている。特に象徴的なものはボリュームの増加。先の通り、今回はボスの数が八体。前作の六体から二体増えた。併せてゲーム開始時に選べるステージの数も増え、攻略ルートのパターン構築が前作以上に多彩になり、より遊び込み甲斐のある内容へパワーアップを遂げている。勿論、登場するボス達は全て新キャラクター。前作経験者も手を焼く事必至の新しい攻撃方法で攻めてくる面子揃いとなっている。
更にステージセレクト画面をリニューアル。中央部分にドクターワイリーのシンボルマークを配置し、その周りに八体のボスのグラフィックが囲うように配置されたものに改められた。また、セレクト画面内のボスのグラフィックも一新。前作では本人のドット絵がそのまま描かれていたが、今回は頭から肩の部分が描かれたアップ仕様のデザインとなり、一体一体の特徴を克明に描いたものになっている。更にステージ決定後、そのボスの具体的なドット絵が表示されるなど、演出周りも変更。ボリューム増加だけでなく、見せ方まで手直しされたその作りには、まさにデザイナーの本気が炸裂。前作経験者が見ても、あまりの変わりっぷりに驚きを覚えること間違いなしの凝った作り込みが光るものになっている。
ボリュームアップに伴い、パスワードコンティニューシステムなるものも実装。「チップ」と呼ばれる赤い丸を五×五のマスに配置し、特定の形を作る事で一部のステージをクリアした状態からゲームを再開できるようになった。これにより、今作は前作のように一日で全てのステージを遊び通す必要もなく、ある程度、プレイヤーのペースに併せたプレイスタイルでエンディングを目指せるようになった。一応、全てのステージが途中から再開できる訳では無く、八体のボスを倒した後に現れる最終ステージは通しプレイを余儀なくされるのだが、前作の全編通しプレイが必須条件で無くなった事によって、ゲームとしての遊び易さは格段に向上。よりプレイヤーの思うがままに遊べる内容へと進歩を遂げている。ただ、肝心のパスワードは少し複雑。基本的にステージをクリアした後に表示される「PASS WORD」という項目を選ぶ事で、そこまでの進行状況を記録したパスワードを確認できるのだが、全体的に複雑な並び方をしていて、一瞬で覚える事は到底不可能なものになっている。なので、メモ帳などへの記録は必須。便利とは言え、相応のデメリットも現れたものになっているので要注意だ。(まあ、2017年現在なら、携帯電話のカメラ機能でその画面を撮ってしまう究極の荒業があるが…。)
また、もう一つの新要素として新たなサポートアイテムの追加。前作にも足場を作り出す「マグネットビーム」、体力と特殊武器のエネルギーを全回復する「弥七(やしち)」なるアイテムが用意されていたが、このアイテムの数と仕様を一新。「マグネットビーム」の代わりとして「アイテム1〜3号」、「弥七」の代わりとして「エネルギー缶(E缶)」が新たに追加された。利便性も前作の二つを大きく上回るものになっていて、前者に関しては補助の足場を作り出したり、直線所に空中を高速で移動すると言った行動範囲を更に広げるアクションができる上、後者に関しては手持ちのアイテムとして4つストックする事ができ、ボス戦等で窮地に追い込まれた際にメニュー画面から選んで使うと体力の全回復を行えたりなど、ステージ攻略に大きな影響を及ぼす代物になっている。特に後者は、ボス戦でも所持している数に応じて回復行動が取れるようになったのが非常に大きい。前作ではそのようなアイテムが無いので、基本的に回復なしの一発勝負だったが、今作はこれのおかげでゴリ押しが通用する余地が設けられ、よりプレイヤーの欲求に応じた攻略が実施し易くなっている。だが、その利便性の高さもあって、獲得するのは大変。大抵が高度なテクニックを必要とする場所に配置されているので、取る前に自分がやられてしまうという、「ミイラ取りがミイラになる」を体現したかのような目に見舞われ易い。それに、所持できる数も4つだけと少なめ。入手手段もステージの道中で獲得するだけので貴重品の側面も強く、下手に乱用すると、後々登場する強敵に対処できなくなったりなどのデメリットもある。仕様的には救済処置の色合いが強いが、実際の所は使い所が試される戦略要素も含んだアイテム。結構、侮り難い一面も持ったものになっている。
だが、その利便性の高さには前作経験者なら「これが前作があれば…!」と悔しい思いを抱く事は必至。主に特殊武器無しで戦う事になる最初のボスとの戦いは、その恩恵が色濃く現れているので、ある意味、要チェックかもしれない。
この他、前作では意味を成してなかった「スコア」も廃止。更にやや極端な設定になってた敵から受けるダメージの量も緩和されたほか、ダメージ後に発生する無敵時間も気持ち長くなるなど、シビア過ぎた所を緩和させる処置も成されて、ゲームバランス周りも洗練されたものになっている。
基本的な作りは前作と変わらないが、途中再開を可能とするシステムが追加されたほか、新アイテムとボスの増加で攻略ルート構築の楽しみが広がるなど、劇的にパワーアップ。まさにこれぞ正統進化系と言える、続編を名乗るに相応しい化けっぷりが炸裂した作品になっている。その出来具合たるや、今作にてロックマンというゲームの基本形が完成したと言っても過言ではないほど。それほどまでに進化というものが顕著に現れた作品に仕上がっている。

例によって、今作の魅力は前作以上に洗練されたその内容である。色々と穴があった前作の難点のほとんどが潰され、プレイヤーの好みに応じたスタイルで遊べるようになった事により、面白さ、遊び応え共に大幅に向上している。
特にプレイスタイル多様化は、今作の面白さを最も体現した箇所と言っても良いだろう。ステージが自由に選べ、弱点を突く戦い方も突かない戦い方もお任せと、プレイヤーの好みに委ねた作りは前作でも健在だったが、そこに「エネルギー缶」、「パスワードコンティニュー」と言った新要素を追加した事で、より幅広い攻略法が試せるようになったほか、状況によっては無謀に近い戦術も取れるようになるなど、多種多様な遊び方で本編を攻略していけるようになっている。ゲームをクリアした後の周回プレイにしても、今回は戦術の幅が広がっているだけあって何度でも耐え得る作りになり、更にやり込み甲斐がアップ。工夫次第で10周以上のプレイにも耐え得るその奥深い内容には、前作を極めたプレイヤーも舌を巻くこと請け合い。元々あった魅力を更に際立たせた奥の深い作りには、何度遊んでも楽しいアクションゲームを作り上げるという制作スタッフの意気込みの高さ、そして妥協の無い作り込みと言うものを痛感させられるだろう。
また、前作の売りでもあったステージ構成とボスのアルゴリズムと言った面にしても大幅なパワーアップが施されている。ステージに関しては、前作以上にステージごとの個性が強まっており、前作では僅かしか登場しなかった水中エリアが全体の8割を占めるステージが登場するほか、見えない穴、消滅ブロック、武装した鬼の顔(!?)と言った新たな仕掛けが追加されるなどして、より手強く、そして攻略し甲斐のある作りへと進化を遂げている。中には特定の「特殊武器」、新アイテムの「アイテム1〜3号」を使わないと乗り切るのも困難な局面など、既存のシステムを活かしたシチュエーションも多く登場し、今作ならではのアクションを体感させる工夫に関しても、前作以上に徹底されている。そして、敵キャラクターに関しても大幅にその数が増えているほか、ステージによっては中ボスに当たる巨大なキャラクターも登場するようになり、一層手強うなっている。更にステージごとのロケーションも更に多彩になり、歯車が沢山蠢く工場、結晶で覆われた洞窟、森林地帯、果ては宇宙基地など、前作には無かった新しい舞台が多数登場。一部、前作と似たような地形も登場するが、そこにしても全く雰囲気の異なる作りにしているなど、何一つ使い回しはしないという徹底した作り込みが炸裂している。その隅々までアクションゲームとしての面白さ、手強さ、そして一つ一つのステージを駆け抜けていく楽しさを突き詰めた出来栄えにもまた、制作スタッフの本気が炸裂。構成の起伏も更に激しくなるなど、レベルデザイン的にもより深まった仕上がりになっている所も必見である。
そしてボス達に関しても、攻撃、行動パターン共に非常に練り込まれた仕上がりになっており、戦い甲斐満点。前作も素晴らしい動きを一体一体のボスでお披露目していたが、今作もその魅力は余す事無く継承されているほか、風変わりな攻撃手段でプレイヤーを翻弄させてくるなど、大幅なパワーアップを遂げている。正直、どれが最も見所のあるボスキャラクターと言ったら全部と言って良いほど。基本となる八体のボスにせよ、最終ステージに登場するボス達にせよ、全てがプレイヤーをアッと言わせるアイディアが凝らされた力作というに相応しい出来栄えとなっている。ロックバスターだけで戦った時と弱点に当たる特殊武器を用いて攻め込んだ場合とで難易度が激変する、ロックマンの成長を実感させられる演出と独特のゲームバランスに関しても何一つ損ねず今作でも完全に表現。魅力はそのままに、数と見せ方を強化して更に遊び応えのある作りには前作経験者も安心感を覚えると同時に、見違えるほど大胆な攻撃を仕掛けてくるようになった彼らには大きな衝撃を覚えること間違いなし。併せて「特殊武器」もユニークなものが揃っており、中でもメタルマンなるボスを倒した後に手に入る「メタルブレード」は必見。その驚異的な使い勝手の良さには、ロックバスターなんて要らん!俺はこれで戦う!…と気持ちの入れ替えが生じてしまったりするかもしれない。また、今作で登場する八体のボスとその武器は、ユーザーから公募したデザインを元に作られているというのも大きな見所。制作スタッフの技術力とユーザー側の発想が絶妙に絡み合った仕上がりには、ゲーム作りの可能性というものを感じさせられるだろう。
この他、どんな戦術を駆使してもクリア可能としている懐の広いゲームバランスも健在であり、相変わらずの丹念なバランス調整とテストプレイの実施を行った事を実感させられる仕上がり。前作の難点であったダメージ量の極端さも緩和され、ある程度、妥当な加減に抑え込まれた事で、突き抜けて難しい局面が減ったのも大きな改善点だ。
ただ反面、初見殺しとなる場面が増えており、特に触れると即死のレーザー光線が大量に仕掛けられたクイックマンのステージは悪ノリ感が否めない。一応、特殊武器を使えば難易度を大幅に下げられるのだが、素早い対処が求められる配置もあって、やや過剰に難しくし過ぎている感が否めず。仕掛け自体は面白いが、できる限り素早い対処を要求する場面は減らして欲しかったところだ。また、ボスの中にも回避するのに困難を伴う技を連発してくる輩が居たり、酷いものでは特殊武器以外が通用しない者が居るのも気になるところ。後者はまだしも、前者は弾の数を減らすなりできなかったのか。どうも調整不十分な印象のある作りになってしまっているのが気がかりだ。
そんな新たな粗も出てしまっているが、遊び易さと手応えは紛れもなく進歩している。前作の良い所はそのままに、新しいものを追加し、問題点は潰すという制作手法はまさに続編かくあるべし。その御手本過ぎる作りには、更に良いロックマンを作るという制作スタッフの志の高さと言うものを実感させられるだろう。

操作性もジャンプ時の挙動の重さが少し和らいだほか、落下時における異様なまでの速度にも修正が施され、これと言って違和感なくロックマンを動かせるものへと進歩。ロボットらしさを出しつつ、アクションゲームとしての動かす楽しさも尊重した、バランスの取れた仕上がりになっている。
ボスの追加によって増量した本編のボリュームも圧巻の一言。しかも、増えているのはゲーム開始時のボス達だけでなく、最終ステージも、だったりする。一体、どういう事なのかは是非、本編でご覧になって頂きたい。そんな所まで増やしてしまったのかと、ネタを注ぎ込む事を惜しまない制作スタッフのスタイルには良い意味で呆れてしまうはずだ。
そして、グラフィックも前作からの使い回しだが、背景周りは新規のものに差し替えたのに加え、その描き込みを大幅強化。工場ステージであれば背景で歯車が動いていたり、結晶洞窟であれば足場が一定のテンポで点滅したりなど、こだわった作り込みが成されている。ボス達のドット絵も素晴らしく、最終ステージに至ってはファミコンの制約を逆手に活用した驚愕の手法で描写されたボスも登場する。そのボスが放つインパクトたるや、ファミコンでここまでできちゃうのかと驚く事請け合い。到達するまで少し時間を要するが、今作をプレイした時は是非、一度でも拝んでみて欲しい。
更に音楽も前作同様、一つ一つのステージに個別の曲を設定するこだわりが炸裂。勿論、曲は全てが新しくなっているほか、完成度も向上し、前作にも増して名曲のオンパレードになっている。中でもバブルマン、エアーマン、クイックマン、最終ステージ前半の曲は屈指の名曲。思わず口ずさみたくなること必至の曲になっているので要チェックだ。

演出周りもパワーアップ。ステージセレクト以外にも、ボス撃破時の爆発エフェクトが派手になったほか、ステージクリア後に特殊武器の獲得を告げるデモシーンの追加など、仰々しい描写が多数増え、より見栄えする仕上がりになっている。また、今回は最終ステージにも専用のマップ画面が追加され、それが大きな一枚絵を用いた非常に独自性のあるものになっているのも大きな見所。さりげなく、そのマップが登場する前のデモシーンもするなど、細かい所まで作り込んでるその仕上がりには思わず変な笑いがこみ上げてくるほど。そんな所までパワーアップさせたのかと、そのこだわり振りにもまた、制作スタッフの本気というものを実感させられるだろう。
全体的に見て、これぞロックマンの続編を名乗るに相応しい完成度を誇る出来。ゲームバランス周りにおける新しい欠点も出てしまっているが、アクションゲームとしての面白さは底上げされており、前作経験者は勿論の事、未経験者もその出来栄えの高さに舌を巻くほど、クオリティの高い作品になっている。しかも、後の制作スタッフのインタビュー曰く、制作期間はたったの三か月。それだけの短い時間でこうも質の高いゲームを作り上げたのは驚嘆に値する。
そんな一つのアクションゲームとしても、制作経緯の面でも多くの見所を持つ今作。前作経験者は勿論、アクションゲームが好きな人なら要プレイのロックマンシリーズ屈指の傑作にして逸品だ。後のロックマンの礎となったその高い完成度と作り込みの深さは、数十年経っても色褪せない魅力と面白さがある。未プレイの方は是非、WiiやWiiU、3DSのバーチャルコンソール、PS系ハードのゲームアーカイブズなどで遊んでみて頂きたい。非常にお薦めの一本だ。
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