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  4. マリオのスーパーピクロス
≫マリオのスーパーピクロス
■発売元 任天堂
■ジャンル ピクチャークロスワード
■CERO A(全年齢対象)
■定価 スーパーファミコン版:7500円(税別)
バーチャルコンソール版:823円(税込)
■公式サイト ≫SFC版 / ≫VC版(Wii) / ≫VC版(WiiU) / ≫VC版(New3DS)
▼Information
■プレイ人数 1〜2人
■セーブデータ数 2つ(※バッテリーバックアップ:リチウム電池形式)
■その他 スーパーファミコンマウス対応、スーパーファミコンが4000円安くなるクーポン券付き(※後期出荷分は除く)
■総説明書ページ数 17ページ
■推定クリア時間 20〜25時間(エンディング目的)、60〜90時間(完全攻略目的)
縦と横にある数字を手掛かりにフィールド上のマス目を削り、イラストを完成させる思考型パズルゲーム『マリオのピクロス』が装いも新たにスーパーファミコンで登場。
全てがスーパーの名に恥じないパワーアップを遂げた新たな問題の数々が貴方の挑戦を待つ…!
▼Points Check
--- Good Point ---
◆前作と変わらぬ魅力を持った、縦と横方向の数値を頼りに隠されたイラストを作り上げていくゲームルール
◆ミスペナルティ、ヒントルーレット等を始めとするゲーム独自の強みを生かしたシステムの数々
◆20×20、25×20のワイドサイズ登場で、よりやり応えの増した問題バリエーション
◆前作の1.5倍に相当する、全300問の圧倒的なボリューム(しかも全問題完全新作!)
◆シリーズ未経験者がより自然にゲームルールとその特色を把握できるよう工夫された、凝ったレベルデザイン(上級者向け問題の解禁も早くなると言ったフォローも万全)
◆初心者向けと中級者向けの問題が統合され、ゲームバランスと初心者への配慮全般がより洗練されたものへと進化を遂げたメインモード『マリオのスーパーピクロス』
◆ヒント無し、ペナルティ無しの問題を中心に構成した難易度の高さと初心者お断りの雰囲気作りとキャラクター選別の上手さが光る『ワリオのスーパーピクロス』
◆説明書要らずの丁寧な解説、ゲームプレイと並行した演出が光る解説モード『あそびかた』
◆いつでも参加できるお手軽さ、協力して問題を解く独特の面白さが光る新要素『二人同時プレイ』
◆十字キーとABボタンのみしか使用しない圧倒的な取っ付き易さが光る操作性
◆石版に隠された絵を見つける基本設定を忠実に再現した、雰囲気十分のグラフィック
◆石版を削る手応えと爽快感を徹底追及した、質感抜群で気持ちよさ申し分無しの効果音(他のカーソル選択音等の効果音も落ち着いた雰囲気に富んだ秀逸な作り)
◆完成したイラストが動き出すなど、上位ハードならではの恩恵がよく現れた演出の数々
◆前作譲りのちょっと聴くだけでも耳に残る、強烈なインパクトを兼ね備えた名曲揃いの音楽

--- Bad Point ---
◆良くも悪くも多過ぎるボリューム(完全クリアは至難の業。エンディングを目指すのも骨が折れる)
◆バリエーションが強化された反面、プレイ時に胃もたれし易くなる弊害も現れた20×20、25×20サイズの問題(特に後者はその大きさ故に威圧感も半端無い)
◆ボリュームの増強で退屈さも増した、問題をひたすら解いていく基本プレイスタイル
◆問題解禁の縛りが強くなった為、前作よりも若干薄れた感のある問題選択の自由度(逆に縛りを強化した事で、初心者が入って行き易くなった利点も)
◆ドットの主張が強過ぎるが故の一部イラストの分かり難さ(動くと余計に分かり難くなるものも…)
◆難易度設定、隠し要素共にやり過ぎ感も否めない『ワリオのスーパーピクロス』
▼Review ≪Last Update : 10/26/2014≫
スーパーピクロス…スーパーピクロス…

出たんだホイ!


『お絵かきロジック』のゲーム化作品で、ゲーム特有の強みを活かしたシステム周りと圧倒的なボリュームで高い評価を得た『マリオのピクロス』の続編。開発は前作に引き続き、ジュピター、プロデュース全般をエイプが担当。

ゲームボーイ版の魅力はそのままに、あらゆる面がスーパーになった正統進化系の続編だ。

ゲーム内容及びルールは前作『マリオのピクロス』と変わらない。マス目のフィールドの縦と横の二方向に記された数字のヒントを頼りに、隠されたイラストを作り上げていく『ピクチャークロスワード』なる思考型パズルゲームだ。
システム周りも前作を踏襲。30分内に問題を解く制限時間制、一部の行と列のマス目を自動的に削ってくれる『ヒントルーレット』、誤ったマス目を削ってしまった際に制限時間が減少する『ペナルティ』は今作にも引き続き採用されており、紙媒体では到底不可能な、ゲームならではの強みが活かされた『お絵かきロジック』を存分に堪能できる作りになっている。
今作はゲームボーイより、性能面で数段上回るスーパーファミコンで製作された続編。それもあってか、それに依存した部分のパワーアップが重点的に行われている。まず第一に問題サイズの拡張。ゲームボーイの前作での問題サイズは最小で『5×5』、最大で『15×15』の計3種類で、それ以上のサイズに関してはゲームボーイの液晶解像度の仕様上、表現するのが困難という事で収録されていなかった。今作は、ゲームボーイよりも解像度の面で更に上回る据え置き機での新作という事で、ゲームボーイ版では不可能だったサイズの問題が実現。20×20、25×20という、ワイドサイズの問題が新しく追加されている。無論、前作の『5×5』から『15×15』のサイズの問題も併せて収録されているので、問題のバリエーションはより一層多彩で賑やかなものに。スーパーファミコンという上位機種で製作された作品ならではとも言うべき進化で、これこそ『スーパーピクロス』という相応しいものになっている。特に『25×20』のサイズが醸し出す威圧感は半端無く、ゲームボーイ版を『タイムトライアル』まで含めて完全クリアしたプレイヤーでもたじろいてしまうほど。それを見るだけでも、『スーパー』の意味というものを嫌というほど思い知らされるだろう。
勿論、進化したのはこれに留まらず。第二のパワーアップ部分として、問題総数がある。これは、数あるパワーアップの中で最も分かり易い箇所だろう。簡潔に言うと、増えている。その数、実に300問。前作の問題総数が200問近くだったので、その実に1.5倍にまで膨れ上がっている。しかも、全問題が完全新作であり、前作からの流用は一つも無しという徹底振りだ。これだけでも、今作が完全クリアするのに相当な根気が要される内容であるというのは想像に難くないだろう。単純にエンディングを目指すだけなら、全部の問題を攻略しなくても良いのだが、それを目指すのだとしても前作以上の問題を解く必要が生じるという大ボリューム。150問なんて少ないよ、と嘆いていた前作経験者も、今作のボリュームには大満足間違いなし…を通り越して、私が悪うこざいましたと逆に謝りたくなってしまうほどの衝撃を覚えるだろう。
更にこれに付け加える形で、ゲームモード面にしても大幅な進化、変更が成されている。前作は初心者の『やさしいピクロス』、中級者向けの『ピクロス』、上級者向けの『タイムトライアル』の三種類から構成されていたが、これが今作において、二つに縮小兼統合。初心者向けと中級者向けの問題を統合した『マリオのスーパーピクロス』、上級者向けこと前作で言う『タイムトライアル』スタイル、ヒントルーレットもペナルティも無い問題を中心に構成した『ワリオのスーパーピクロス』と、より分かり易い形へと改められている。しかも、双方のモードに各100問以上の問題が用意されているという凄まじさ。特に後者、『ワリオのスーパーピクロス』は前作の『タイムトライアル』の問題が100問超、例によって今作から新規に追加された25×20の問題まで網羅した構成になっているので、全問クリアはまさに難関中の難関。加えて、ワリオがナビゲーターを務めるモードならではの意地悪な『おまけ』まで用意されているので、前作はおろか、お絵かきロジックを極めたプレイヤーですら攻略は難航を極めるほど、高難易度のモードになっている。まさにやり過ぎと言わんばかりのパワーアップぶり。前作での『タイムトライアル』が実質おまけだったので、ピクロス同様のメインモードに昇格させてみたと言った趣の作りだが、それが如何に恐ろしいものなのかは想像に難くない…はず。何故、今作は『スーパー』を称しているのか。これもまた、マス目と同様にプレイすれば、その意味を存分に思い知らされるだろう。前作経験者で、『タイムトライアル』な問題をもっと増やせという不満を残した人も、私が悪うございましたと土下座したくなる衝動に駆られる…かもしれない。
この他にも、いつでも好きな時に参加できる二人同時プレイ機能が追加され、他のプレイヤーと協力して問題を解けるようになったほか、スーパーファミコンでの新作という事で言うまでも無く、グラフィックや音楽と言った部分も軒並みパワーアップしている。ただ、それらも先の三ヶ所のパワーアップに比べたら、インパクトに劣ると言った具合だ。
基本的には前作の続編、そして上位機種で製作された作品というだけにある作り。だが、そのどれもこれもが桁外れのスケールで、前作を遊んだプレイヤーなら「何でそこまで濃くした!」と突っ込みを入れたくなること請け合いの凄まじさになっている。その凄まじさたるや、まさに「スーパー」の名に恥じぬレベル。正統進化系どころか、進化し過ぎが似合っていると言っても過言じゃないほど、パワーアップした『マリオのピクロス』に仕上げられている。

例によって、今作の売りはそれら「スーパー」なパワーアップ部分の数々。あらゆる面がこれぞ『マリオのピクロス』完成系と言わんばかりの質とインパクトを兼ね備えた仕上がりになっている。
特に秀逸なのはやはり、プレイスタイルを明確に差別化したレベルデザインとバランス調整の妙が光る『マリオのスーパーピクロス』と『ワリオのスーパーピクロス』の二つのゲームモードだろう。元々、レベルデザインとバランス調整の上手さは前作でも健在だった所で、『お絵かきロジック』を経験した事のあるプレイヤー、無いプレイヤー向けのゲームモードを個別に用意し、異なるスタートラインを設定するという手法は、如何にも任天堂が製作に携わっただけにあるなと唸らせる配慮の上手さが際立っていた。だが、最も難しい『タイムトライアル』は全てのヒントルーレット、ペナルティ有りの問題を攻略しなければ解禁されないのに加え、初心者もいきなり中級者向けのモードを遊べてしまうなど、完璧な作りだったかというとそうとは言い切れず。上級者に対してはフォロー不足、初心者に対しては「ピクロス=難しいゲーム」という誤った認識を与えかねない穴があるなど、配慮としては申し分ないのだが、作り込みが甘いと言われても致し方ない部分が残された仕上がりになってしまっていた。特に上級者、元の『お絵かきロジック』本来のスタイルで遊びたいと願うプレイヤーに対する配慮に関しては、十分に成されていたか言うと、そうとは言い難い。初心者にしても、いきなり中級者向けのモード『ピクロス』から遊ばないようにする誘導ができてたかというと、できていなかったとはっきりと言い切れるだろう。
そこを今作は全面的に改め、『マリオのスーパーピクロス』の一つのモード内に初心者と中級者向けの問題を統合したのに加え、最初から全てのコースと問題が遊べるフリー選択制を廃して一本道のレベルクリア方式を採用し、いきなり難しい問題から始めさせない為の工夫を凝らした。更に最初のレベル1では『5×5』の簡単で短い問題を中心的に用意し、ピクロスのゲームルールをレクチャー。それをクリアしてプレイヤーにピクロスの基本的な遊び方を教えた後、残るレベル2から5までの問題を解禁し、より高難易度の『ワリオのスーパーピクロス』も遊べるようにするなど、スタートラインを一つに絞り込んで、そこからプレイヤーの好みで色々な問題にチャレンジしていける仕組みとしたのだ。これにより、前作以上に初心者に優しく、それでいてピクロスというゲームの魅力が伝わり易い構成になった。上級者に対しては、レベル1の簡単で短い問題を強制的に解かなければならないなど、またしても遊べるようになるまでに「待ち」が入るのだが、前作の100問近く解かないと遊べなかった仕様と比べたら圧倒的に改善。たったの10問を解くだけで、ヒントルーレット無し、ペナルティ無しのピクロスに挑めるので、より気持ちよく歯応えのある問題へと挑めるようになっている。逆にそちらに初心者でも挑めてしまう隙も出来るが、そこもモード選択画面のデザインとワリオというキャラクターの存在感で、モード全体に良からぬ雰囲気を演出。マリオの方と違ってこっちはヤバいぞという暗黙のメッセージを醸し出させ、初心者を近づけさせないようにしているのだ。まさにワリオさまさま。ここまでワリオというキャラクターを効果的に使った例も無いと言えるだろう。
自由に問題が選べた方式から見れば、今作の強制部分を強化したのは劣化と言える部分もあるかもしれない。好き勝手に色んな問題を遊べる所に好印象を抱いたプレイヤーにとって、この大胆な変更は賛否が分かれるだろう。ただ、初心者と上級者をより気持ちよく、そしてピクロスというゲームを楽しんでもらう為の施策として、今作の仕組みの変更は極めて効果的且つ、ベストだと言い切れるほどの仕上がり。ピクロスというゲームの特徴と面白さを知れる導入部としては、完璧に近い出来となっている。それでいて、モードごとのキャラクターの選別も絶妙で、安心感のあるマリオと不安な感じのワリオと、問題それぞれの特色と難易度をしっかり表現しているのも見事。見た目でどっちが簡単か、難しいか分かり易くする辺りは如何にもマリオのゲームと言ったところで、今作において遂にマリオを名乗る資格が持った…、と言って良いかもしれない。それでいて、レベルごとの問題の選別から難易度も適切であるなど、細かい調整にしても隙が無しという凄まじさ。まさにこれぞ完成系と言わんばかりの出来栄えで、マリオのピクロス、ここに真の姿現したりな仕上がりになっているのだ。無論、前作に収録されていたゲームルールを丁寧に解説するチュートリアルも完備。それでいて、構成にも神経が注がれているので、遊び易さと取っ付き易さも前作を上回っている。それらの点も踏まえて、今作は入門編としては最強に等しいレベル。正直、前作を遊ばず、こっちからやるべきでは…と思ってしまうほどだ。そんな部分にしても、傑出した出来。何故、スーパーなのか、その意味はこの部分からでも嫌というほど思い知らされるかもしれない。
ただ、「スーパー」にも限度があると言いたくなる部分もある。特に問題サイズの拡張は、返って攻略時の疲労感をも強化してしまっているのも否めず、全体的に胃もたれし易くなってしまっている。基本、問題をひたすら解いていくだけという基本的な構成にしても、問題数が300問もあっては退屈に感じてしまうのも事実で、前作以上に長時間プレイに向かなくなった点は賛否が分かれるだろう。携帯機から据え置き機に移り変わった事によるお手軽さの消滅にしてもまた然りだ。この辺に関しては、ハードの違い故に致し方ないところもあるが。
とは言え、初心者と上級者の棲み分けを見事に成し遂げたモードの作りとレベルデザイン、ワリオのキャスティングなど、前作以上に遊び易さが格段に進化したのには間違いなく、幅広い問題が用意された事により、密度の濃いピクロスが満喫できるようになったのは『スーパーピクロス』を名乗るだけにあると言ったところ。続編としても、据え置き機での『マリオのピクロス』としても、その作り込みは完璧で、ピクロスというゲームの入門編としてもこの上ない内容になっている。前作も前作で、入門編としては隙の無い出来だったが、こちらはそれを遥かに上回る。携帯機では無いが故の手軽さは無いものの、ピクロス(お絵かきロジック)というゲームを知るに当たって、今作ほど優れた作品は他に無いと言っても良いほどだ。それほどまでに今作の調整の上手さは傑出したクオリティ。完成系と称するのも伊達じゃないのだ。

また、地味なところではあるが、グラフィックと効果音の強化も今作の売りの一つだ。元々、前作の時点でこの『マリオのピクロス』は古代の石版に隠された絵を見つけ出すという遺跡探索な世界観が設定されていたが、今作ではその辺のビジュアル全般が劇的に強化され、石版の謎を解いているという確かな手応えを感じ取れるものへとパワーアップしている。特に素晴らしいのがマス目を削る効果音で、単純に削るだけでも気持ちいいものに仕上げられている。その気持ちよさたるや、一気に全てのマス目をガーッと削りたくなる衝動に駆られるほど。ある意味、今作の数あるパワーアップの中ではゲームモード以上にインパクトがあると言っても不思議ではないほどなので、是非とも要チェックだ。
効果音のみならず、音楽も良質。基本的にゲームボーイ版に収録されていた曲のアレンジが中心なのだが、新曲も幾つか収録されており、そのどれもが耳に残ること間違いなしの素晴らしい仕上がりになっている。特にゲームボーイ版にも収録されていたBGM1番(前作では2番)のアレンジ、妙にカッコイイタイトル画面の二曲は要チェックも要チェックだ。
更に演出面にしても、雰囲気の強化のみならず、問題で完成した絵がアニメーションすると言った上位ハードならではのパワーアップも図られている。ただ、全ての問題が対象では無く、一部のみ。また、グラフィック自体は極端にドットが強調されたものになっているので、動くと返って分かり難いものもあったりする。とは言え、地味ながらもその動きは見応え十分。ドット絵ならではの無茶が炸裂しているので必見だ。
その他、操作性も前作の完成されたものを踏襲。救済処置もチュートリアルとヒントルーレットのみならず、オートセーブに中断セーブと言った便利機能も万全。更に『ワリオのスーパーピクロス』限定で試し置きモードなる機能が追加されているのも見逃せない。特に一旦、試し置きしたマスを確定した際の演出は地味に痛快なので必見だ。

ボリュームに関しては言わずもがな。300問という事で、丁度その数通りのが収録されており、且つ全てが今作に用意された新作であるなど、かなり気合の入ったラインナップになっている。更にレベルにしても隠しレベルが用意されており、その内の終盤で登場する問題の隠したるや、衝撃的の一言。そこまで到達するのは至難の業だが、遊び倒せば今作の凄まじい作り込みっぷりにため息が出るだろう。「それも問題だったの?」…と。
スーパーの名に恥じぬ進化を成し遂げている一方で、ボリューム増強による疲労感の増大に退屈さの強化など、弊害を受けている部分も多々あるが、その完成度たるや傑作レベル。ゲームボーイ版を遊んだ人も新鮮に楽しめるのみならず、初心者にも優しいどころか、優し過ぎる配慮を敷くなど、正統進化系という言葉で締め括れないほどのパワーアップを遂げている今作。思考型パズルゲームに苦手意識を持っていない人であれば、是非ともプレイしてみて頂きたい逸品だ。ゲームボーイ版が気になっていたけど、結果的に遊ばなかった方もチャレンジしてみて欲しい。お薦め!
なお、2014年現在、WiiとWiiUのバーチャルコンソールでも配信中。特に後者、WiiUのゲームパッドで遊ぶ快適さは傑出しているので、本体をお持ちの方は是非、お試しの程を。
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